ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三菱地所・ラサール、大阪市大正区に3.7万坪の新施設

2016年8月3日 (水)

拠点・施設ラサール不動産投資顧問と三菱地所は3日、大阪市大正区でマルチテナント型物流施設「ロジポート大阪大正」の共同開発を行うと発表した。12月に着工し、2018年1月の竣工を目指す。両社が共同で物流施設を開発するのは、2013年8月竣工の「ロジポート相模原」、15年1月竣工の「ロジポート橋本」に続く3か所目。

三菱地所・ラサール、大阪市大正区に3.7万坪の新施設

ロジポート大阪大正は敷地面積5万5500平方メートル、延床面積12万2000平方メートル、地上4階建ての大規模マルチテナント型物流施設で、難波・心斎橋エリアへ6キロ、淀屋橋・本町エリアへ8キロ、梅田エリアへ10キロと大阪都心部に近いのが特徴。

阪神高速15号堺線玉出出入口までも4キロと、市内主要部を縦横に走る阪神高速道路を経由して名神高速・中国道・山陽道方面につながる高速道路網に接続しやすいほか、神戸方面に向かう国道43号線、南大阪方面への国道26号線へのアクセスにも優れており、大阪、神戸、京都という関西の主要マーケットへの輸配送をカバーできる立地。

人口密集地に近く、JR大阪環状線・大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の大正駅から施設の最寄りバス停まで頻繁にバスが運行しているため、従業員を雇用しやすいのもメリット。工業専用地域内の立地を活かし、365日24時間のオペレーションが可能となる。

建物には制震構造を採用し、72時間対応の非常用発電機を設けるなどBCPを考慮した災害リスクの低い施設計画で、全館LED照明の採用や屋上への太陽光発電設備の設置など、環境面にも配慮している。

■施設の概要
所在地:大阪市大正区船町1-5-4ほか
敷地面積:5万5500.47平方メートル(1万6788.89坪)
延床面積:12万2099平方メートル(3万6934.95坪)
構造:鉄筋コンクリート造・鉄骨造、地上4階建、制震構造
設計監理監修:久米設計
設計施工:大林組
用途:マルチテナント型物流倉庫
着工:2016年12月
竣工:2018年1月末