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三菱電機、相模工場内に衛星機器の生産棟建設

2016年8月4日 (木)

拠点・施設三菱電機は4日、人工衛星搭載機器の製造拠点・鎌倉製作所相模工場(相模原市中央区)内に、人口衛星に搭載される太陽電池パネルなどの製造・試験を行う「衛星機器生産棟」を建設すると発表した。投資額は30億円。

三菱電機、相模工場内に衛生機器の生産棟建設

鎌倉製作所相模工場に衛星機器生産棟を建設し、大型精密機械加工機や自動溶接機といった生産設備を導入することで、生産能力を従来比最大2倍に増強する。

また、工場内に点在していた製造・試験エリアを集約し、部品の製造から各種パネルの製造・試験までを一貫して行うとともに、ITを活用した生産性改善に取り組み、工期短縮・コスト低減を図る。

■衛星機器生産棟の概要
所在地:相模原市中央区宮下1-1-57
建築面積:7430平方メートル
延床面積:9940平方メートル
構造:鉄骨造、2階建て、高さ11メートル
主な生産品目:太陽電池パネル、衛星構体用パネル、アンテナ
竣工日:2017年5月
稼働開始日:2017年10月
投資額:30億円
環境・省エネ対策:太陽光発電システム(発電容量56キロワット)、ヒートポンプ式空調システム、LED照明(1000台)、電力設備監視システム