ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

住友ゴム、米でライトトラック用タイヤ生産を引上げ

2016年8月5日 (金)

拠点・施設住友ゴム工業は5日、米国工場の乗用車・ライトトラック用タイヤの生産能力を、現在の日産5000本から、2019年末に日産1万本まで引き上げる、と発表した。

住友ゴム

北米で需要の多いSUV用タイヤを中心に現地生産比率を拡大し、販売リードタイムを短縮することで、北米でのタイヤ販売拡大を目指す。生産能力増強、生産性向上のための総投資額は19年までの4年間で90億円となる。

同社は、昨年10月のグッドイヤー社とのアライアンス契約解消に伴い経営の自由度が増した北米市場で、生産増強・販売拡大策を検討してきており、今回、米国工場への増産投資を決定した。現在、米国工場では乗用車・ライトトラック用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、モーターサイクル用タイヤを生産しているが、このうち乗用車・ライトトラック用タイヤの生産を引き上げる。

■米国工場概要
社名:Sumitomo Rubber
所在地:ニューヨーク州トナワンダ
代表者名:恩賀賢治氏(CEO)
操業開始:1923年
設立年月:1999年9月
事業内容:乗用車・ライトトラック用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、モーターサイクル用タイヤの製造
生産能力:460万本/年
従業員数:1198人