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大阪港、内貿貨物取扱量が7か月連続の増加

2016年8月8日 (月)

調査・データ大阪市は5日、4月の大阪港の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は683万トン(前年同月比1.8%増)で、このうち外貿貨物は282万トン(3.3%減)と2か月ぶりの減少、内貿貨物は401万トン(5.8%増)と7か月連続の増加となった。

入港隻数は1847隻(2%減)、総トン数は879万総トン(0.8%減)で、このうち外航フルコンテナ船は278隻で0.4%減、内航フェリー船は157隻(0.6%増)。

外貿貨物のうち、輸出は83万トン(6.3%減)となり、完成自動車(26.7%増)、産業機械(8.1%増)は増加したものの、中国、米国、韓国の取り扱いが減少した鋼材(24.9%減)やマレーシアで減少した自動車部品(14.1%減)、中国、シンガポール、タイの取り扱いが減少した非鉄金属(7.8%減)などにより2か月連続減となった。

輸入は199万トン(2%減)。製材(34.2%増)や木製品(29.9%増)が増加したが、中国、タイ、米国で減少した製造食品(11.9%減)や中国の取り扱いが減少した産業機械(8.7%減)、韓国で減少した家具装備品(4.9%減)などで2か月ぶりの減少だった。

外貿コンテナ貨物は、輸出が72万トン(0.6%増)と2か月ぶりの増加、輸入が181万トン(0.5%減)と2か月ぶりの減少となり、月間取扱量は253万トン(0.2%減)だった。コンテナ個数は、輸出が7万5000TEU(0.1%減)、輸入が8万8000TEU(0.7%増)で月間取扱個数は16万3000TEU(0.3%増)で2か月連続の増加。

内貿貨物は移出が180万トン(6.6%増)と3か月連続の増加、移入が221万トン(5.1%増)と7か月連続の増加。

内貿フェリー貨物は266万トン(7.4%増)で4か月連続の増加となり、乗降人員は8万2000人(23.6%増)となった。