ロジスティクス三井倉庫ホールディングスが8日発表した4-6月期決算は、前期中に複数の物流会社を傘下に収めて売上規模が膨らんだことに加え、自動車関連貨物が好調に推移し、大幅な増収増益となった。
2016年4-6月期決算 |
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当期実績(百万円) | (前年同期比) | 対売上高利益率 |
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売上高 | 56,009 | 20.6% | |
営業利益 | 1,809 | 162.5% | 3.2% |
経常利益 | 1,668 | 641.9% | 3.0% |
当期純利益 | 603 | 281.8% | 1.1% |
物流事業は、複数の物流企業に対するM&Aを行い、新たに連結化したことで100億円近い増収を確保。さらに自動車関連貨物が好調に推移するなど航空貨物輸送関連を中心に既存業務がほぼ堅調に推移し、部門利益が前年同期より10億円以上多い14億円となった。
通期は売上高2400億円(12.7%増)、営業利益60億円(82.5%増)、経常利益45億円(4.9倍増)、最終利益11億円(5.1倍増)を見込む。