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6月の産業機械受注、内外需伸び15.4%増加

2016年8月10日 (水)

調査・データ日本産業機械工業会は9日、6月の産業機械受注状況を発表した。6月の受注高は5421億9000万円(前年同月比15.4%増)で、内需が3031億6400万円(16.2%増)、外需が2390億2600万円(14.5%増)となった。

内需のうち、製造業向けは2.4%増、非製造業向け1.2%減、官公需向け70.8%増、代理店向け15.5%増だった。

増加した機種は、ボイラ・原動機(30.9%増)、化学機械(4.5%増)、プラスチック機械(16.6%増)、ポンプ(5.7%増)、圧縮機(8.6%増)、その他機械(52.7%増)の6機種で、減少したのは、鉱山機械(23.1%減)、タンク(71.3%減)、送風機(19.1%減)、運搬機械(24%減)、変速機(6.7%減)、金属加工機械(1.1%減)の6機種。

外需のうち、プラント案件は3件で208億9800万円(61%減)となった。増加した機種は、ボイラ・原動機(97.6%増)、鉱山機械(18.2%増)、化学機械(15.2%増)、プラスチック機械(8.7%増)、変速機(11.9%増)、その他機械(25.5%増)の6機種で、減少したのは、タンク(99.8%減)、ポンプ(34.8%減)、圧縮機(44.5%減)、送風機(14.8%減)、運搬機械(66.5%減)、金属加工機械(79.3%減)の6機種。

機種別では、ボイラ・原動機が非鉄金属、電力、外需の増加で67.6%増、鉱山機械が窯業土石の減少で18.3%減、冷凍機械を含む化学機械が化学、電力、外需、代理店の増加で8.5%増、タンクが外需の減少で98.6%減となった。

プラスチック加工機械が繊維、化学、外需の増加で11.8%増、ポンプが外需の減少で6.1%減、圧縮機が外需の減少18.7%減、送風機が鉄鋼、自動車、電力の減少で19.6%減。

運搬機械が電気機械、造船、電力、「その他」非製造業、外需の減少で34.6%減、変速機が情報通信機械の減少で3.3%減、金属加工機械が外需の減少で63.6%減となった。