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物流連、手荷役実態の最終報告書公表

2016年8月10日 (水)

調査・データ日本物流団体連合会(物流連)は10日、物流業が直面する人手不足問題への取り組みの一環として、「トラック幹線輸送における手荷役の実態アンケート調査」の最終報告書を公表した。

調査の中間報告は4月に公表しているが、最終報告書では中間報告で示されたアンケート結果の詳細に加え、(1)ほかの類似調査との比較検証(2)荷主、荷主業界団体へのヒアリング(3)「提言にかえて(物流の真の効率化のために)」――といった章を追加。トラック運転手の手荷役実態に関するアンケート調査結果をふまえ、幅広い観点からより多面的な考察を加えた内容とした。

物流連では、「今後、報告書が国交省・厚労省主導で進められている『トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会』などで、有用な資料として活用されることを期待したい」としている。

■トラック幹線輸送での手荷役の実態アンケート調査「最終報告書」
http://www.butsuryu.or.jp/images/teniyakusaishuuhoukoku.pdf