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両備HD、倉敷市に製造・整備合せ持つ新工場設立

2016年8月17日 (水)
両備テクノ、岡山県倉敷市に総合的な整備工場新設

▲両備ホールディングスの小嶋光信代表取締役会長

拠点・施設両備ホールディングス(岡山市北区)は、社内カンパニーの両備テクノカンパニーが、新たに「西の拠点」として岡山県倉敷市の玉島ハーバーアイランドに工場を新設する。

両備テクノカンパニーは、岡山市南区西市に永年拠点を構えていたが、倉敷市水島エリアなどの顧客には不便だったため、玉島ハーバーアイランドへ新拠点を設けることにした。

新工場は、製造機能と整備機能を合わせもっており、製造事業では、少量多品種のオーダーメイドの部品製造、新車架装、消防自動車の製造を行い、整備事業ではクレーンをメインにした重機械整備、大型車両をメインとした車両整備を手がける。

設備には、最新型のほか、安全や環境面に配慮したものを投入する。塗装関係ではプッシュプル型1台と局所排気装置1台を完備し環境や大気汚染に配慮するほか、排水処理にはオルガノ製の排水処理システム導入。

また、クレーンは中四国初のホイール式門型自走行クレーン、部品製造には旋盤・フライス盤・シャーリング・プレス機など18台を設置、車体修正機は大型車用最新車体修正機を導入する。

製造から整備、修理、車検まで行える総合的な設備を備えた工場として展開する。