チェーンストア販売額が4か月ぶりプラス

2016年8月23日 (火)

調査・データ日本チェーンストア協会が22日発表した、7月のチェーンストア販売概況によると、店舗調整後の総販売額は1兆1050億円となり前年同月に比べ0.2％増加した。4か月ぶりに前年を上回った。

調査対象57社で、店舗数は5店舗増となり、売場面積は2.2％減少した。部門別販売額は住関品が2225億円で3％減（店舗調整後）、サービス31億円（9.5％減）、「その他」642億円（1.5％減）が減少したものの、食料品が7160億円で1.4％増、衣料品が992億円で0.3％増と増加した。

食料品が微増、衣料品と住関品は上旬が高気温の影響もあり堅調に推移した一方、中旬以降は低気温や梅雨明けが遅かったこともあり苦戦した。

■部門別販売額（前年対比は店舗調整後）

取扱部門	構成比（％）	販売金額（万円）	前年同月比（％）	前月比（％）
総販売額	100	110,506,825	100.2	104.8
食料品	64.8	71,594,612	101.4	104.3
農産品	8.9	9,826,130	101.9	98.8
畜産品	7.2	7,950,281	101.2	101.1
水産品	5.9	6,573,581	99.2	107.3
惣菜	7.8	8,574,614	102.9	109.6
その他食品	35	38,670,006	101.3	104.8
衣料品	9	9,920,581	100.3	105.4
紳士衣料	1.7	1,844,082	98.3	92.6
婦人衣料	2.9	3,220,132	97.5	126.8
その他の衣料	4.4	4,856,367	103	99.5
住関品	20.1	22,250,953	97	105.9
日用雑貨品	8	8,841,036	100.1	110
医薬・化粧品	2.7	2,937,055	90.5	96.9
家具・インテリア	4.7	5,166,959	99.1	96.4
家電製品	1.2	1,346,026	91.8	147.1
その他商品	3.6	3,959,877	94.8	108.2
サービス	0.3	315,982	90.5	108.8
その他	5.8	6,424,697	98.5	105.6