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大正製薬、大宮工場内の物流2号棟が竣工

2016年8月25日 (木)

拠点・施設大正製薬、大宮工場内の物流2号棟が竣工大正製薬ホールディングスは25日、傘下の大正製薬が保有する医薬品製造拠点の大宮工場内(さいたま市北区)に「物流2号棟」が竣工したと発表した。

物流2号棟は、延床面積6796坪で、建物全体を免震構造とするとともに、全てのフロアを平置き倉庫として耐震性を高めている。製品の品質確保には、温度制御を行うことができる空調システムを導入。

製品用エレベータ・垂直搬送機を東西に2機設置し、医療用医薬品用の無線式カートピッキングシステムを配置。環境面では、屋根に300キロワットの太陽光発電装置を設置した。

大正製薬は、物流1号棟を保有し、同社と大正富山医薬品の製品を全国物流拠点へ出庫、関東向けの薬局に出荷しているが、大規模災害時の対応強化などの面から、昨年4月から物流2号棟の建設に着手し、このほど竣工させた。

■物流2号棟概要
名称:大正製薬物流2号棟
所在地:さいたま市北区吉野町1-403
建物:地上5階建て
建築面積:1567.16坪(5180.68平方メートル)
延床面積:6796.35坪(2万2467.26平方メートル)
建築施工:戸田建設
着工:2015年4月
竣工:2016年8月