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JR貨物・北関東ロジ、宇都宮ターミナル運輸を吸収合併

2016年8月29日 (月)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は、埼玉県や群馬県などの北関東エリアをカバーする子会社「ジェイアール貨物・北関東ロジスティクス」(群馬県高崎市)に宇都宮ターミナル運輸(東京都千代田区)を統合する。

宇都宮ターミナル運輸は、北関東の貨物鉄道の中核拠点となっている宇都宮貨物ターミナル駅を運営するJR貨物グループの会社。

同駅ではかつて、日産自動車栃木工場から横浜港まで輸出向け完成車を輸送する専用列車を走らせていたほか、現在も春先にゼロが輸出向け車両を輸送するために利用していることから、株主にゼロが名を連ねている。

自動車輸送基地は1985年に閉鎖し、16年3月にJR黒磯駅(栃木県那須塩原市)で貨物列車の機関車交換がなくなったことで黒磯営業所も3月末に廃止となったため、現在は宇都宮貨物ターミナル駅のフロント業務、入替業務、コンテナ積込・検修業務のみを担っている。