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環境配慮イメージでは効果

アスクル・1Q、エコ配買収でロジ事業の採算悪化

2016年9月14日 (水)

財務・人事アスクルが14日に発表した5月21日から8月20日まで3か月間(第1四半期)の決算によると、外部に物流サービスを提供するロジスティクス事業の売上高がエコ配を買収した効果で前年同期の2.7倍に膨らみ11億円に増加したものの、営業赤字は2700万円から1億1100万円へと悪化した。

エコ配は採算性の見込めるエリアに事業を集中するなど構造改革に取り組んでおり、収支面ではまだ目に見える成果が現れていないものの、8月末から本格展開を開始した1時間刻みの時間指定配送サービス「Happy On Time」(ハッピー・オン・タイム)で配送車両に電気自動車(EV)を導入したり、簡易パックで商品を届ける選択肢を追加したりといった、環境配慮を打ち出すアスクルのイメージ戦略では一翼を担っている。

一方、アスクルが外部に支払った配送運賃は18.1%伸びて41億6600万円となった。売上高に占める割合は前年同期の4.8%から5.2%へと0.4ポイント上昇したが、同社は配送運賃が増加した理由を「売上高の増加による影響」としている。

また福岡や横浜で新物流センターが稼働し、固定費が4億円増加する要因となったが、旧福岡センターから「アスクルロジパーク福岡」(2015年12月稼働)へと移行した福岡の拠点では、旧センターと比較して「オーダー1行あたりの労務単価」が10%改善。期末には14%まで改善幅を引き上げる計画だ。

横浜地区では拠点が旧横浜センターからアスクルロジパーク横浜(16年5月稼働)へと移り、期末時点で16%の労務単価改善を見込んでいる。

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