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名村造船、シリーズ34番船のばら積運搬船引き渡し

2016年9月14日 (水)
名村造船、シリーズ34番船のばら積運搬船引き渡し
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荷主名村造船所は14日、伊万里事業所(佐賀県伊万里市)で建造していたアフリカンヘロンシッピング社向け3万4000トン型ばら積み運搬船「アフリカンヘロン」を引き渡したと発表した。

同船は、グループ会社の函館どつくと共同開発した3万4000トン型ハンディサイズバルクキャリア「ハイバルク34E」シリーズの33番船。

浅喫水船をコンセプトに高い推進性能と省燃費性能、積み高の極大化を追求した船型が特徴で、独自開発の「ナムラフローコントロールフィン」と舵付きフィンを備えた。

主機関・発電機関には、海洋汚染防止条約(マルポール条約)によるNOx排出規制(ティア2)に適合する機種を採用した。また、電子制御式主機関を採用し、燃料消費量の低減を図っている。

■主要目
全長:179.96メートル
幅(型):30メートル
夏季満載喫水(型):9.8メートル
総トン数:2万1521トン
載貨重量:3万4387トン
主機関:MITSUBISHI 6UEC45LSE-ECO-B2 1基
定員:24人
船級:アメリカ船級協会(ABS)
船籍:バハマ