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船舶輸出組合調べ

8月契約の輸出向け船舶、前年比82.2%減少

2016年9月15日 (木)

調査・データ日本船舶輸出組合は15日、8月の輸出船契約実績を発表した。

一般鋼船の契約は6隻、28万総トンで前年同月と比べて82.2%減少した。内訳はバラ積船がハンディマックス型2隻、パナマックス型1隻、油送船がVLCC1隻、硫黄運搬船2隻となった。4-8月分の輸出船受注量は32隻、130万総トン(82.7%減)だった。

8月受注分の契約態様は、トン数ベースで円建契約が1.9%、外貨建が98.1%、現金払契約が100%、商社契約が0%。4-8月分では、円建契約が11.2%、円・外貨ミックスが12.9%、外貨建が75.9%、現金払契約が100%、商社契約が7.8%。

納期別の内訳は、2017年度ものが46.2%、18年度ものが57.4%。4-8月分では、17年度ものが79.1%、18年度ものが12.3%、19年度ものが4.6%、20年度ものが4%となった。

一方、通関実績は8月分が21隻、61万総トン、4-8月分が103隻、406万総トンとなり、この結果、8月末の輸出船手持工事量は644隻、3261万総トンとなった。