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前方車両の状態や自車の動き考慮し注意喚起

パイオニア、先進機能搭載の運転支援ユニット発売

2016年9月15日 (木)
パイオニア、先進機能搭載の運転支援ユニット発売

▲マルチドライブアシストユニット

サービス・商品パイオニアは14日、先進運転支援機能を搭載したマルチドライブアシストユニット(MAユニット)の販売を9月下旬から開始する、と発表した。

このMAユニットは、経済産業省の「次世代高度運転支援システム研究開発・実証プロジェクト」の知見を用いた機能を搭載したもので、同プロジェクトでは、さまざまなドライブシーンで早い段階から危険を予測してドライバーをサポートする高度な運転支援システムの研究開発、実証を行ってきた。

事故につながる危険性のある場所や状況を中心に「ドライバーの運転行動データ」の抽出を行い、中でも事故発生率の高い交差点右折時の運転行動に注目し、研究を進めている。

MAユニットに搭載している「右折時つられ発進検知」は、同プロジェクトで研究されている右折時運転行動や有効な注意喚起音のタイミングを参考にしており、パイオニアが蓄積してきたプローブ情報の解析結果から生成した「ヒヤリハット地点データ」と独自の「画像認識技術」を組み合わせた。

同一地点で常に同じ注意喚起を行う機能とは異なり、同一地点でも前方車両の状態や自車の動きまで考慮して注意喚起を行うのが特徴。

具体的には、ルート誘導中に、2016年モデルのサイバーナビに収録されている「ヒヤリハット地点データ」の中の右折交差点(全国7600か所)で停車した際、前方車両の発進を「画像認識技術」で検知してから一定の間を置かずに自車が発進した場合、効果音で注意喚起を行い、車間距離の確保と周囲の安全確認を促す。

■MAユニットの詳細
http://pioneer.jp/carrozzeria/system_up/navi/nd-ma1/