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凸版印刷、外箱を開くだけの新型梱包材開発

2016年9月15日 (木)

サービス・商品凸版印刷は15日、外箱を開くだけでセットアップが可能なマルチ・セル一体型梱包材「マルチセルケース」を開発したと発表した。半製品や中間部品などを搬送する際の集積梱包材として、9月下旬から販売を開始する。

新製品は、折りたたまれた外箱を開くだけで使用できる中仕切り付きの梱包材で、仕切りが1部屋ごとに糊付けされたハニカム構造となり、その仕切り自体も外箱に糊付けされ、資材部品が一体化している。

別々の部材で構成された外箱と中仕切りを組み立てる従来の方法と比べ、現場の組み立て負荷を3分の1に軽減。一体化したことで、10%の減容化、35%の軽量化につなげた。

価格は50マス、A3サイズで200円。自動車や電機、医療関連業界に向けて販売し、2017年度に1億円の売上を目指す。