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サトーの期限ラベル自動貼付け機が高評価

2016年9月16日 (金)

サービス・商品サトーが開発した、画像認識技術を用いて食品の期限ラベルを貼り付ける「フロチルラベラー」への評価が冷凍・冷蔵食品市場を中心に高まっている。

少子高齢化で物流倉庫・流通センターの人員確保が困難になる一方、冷凍・冷蔵(フローズン・チルド)食品市場は年々拡大しているが、解凍時に商品への賞味(消費)期限ラベルの貼り付け作業は通常、低温下の倉庫内で行われることが多く、スタッフの熟練技術と健康状態に依存している。

サトーの期限ラベル自動貼付け機が高評価そこで、配送分野の自動貼り付け機を製造しているサトーは、チルド環境下のラベル貼り付けを自動で行うため、画像認識システムと産業用ロボット、自動印字貼付機を組み合わせ、フロチル食品に自動貼り付けするフロチルラベラーを開発した。

フロチルラベラーはコンベア上の製品位置や向きを正確に補足するほか、所定の位置へ正確・迅速にラベルを貼り付け、常温環境下だけでなく摂氏5度の低温環境でも安定稼動するのが特徴で、こうした性能が評価され、このほど自動認識システム大賞で「優秀賞」の受賞に至った。