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コープ東北事業連合、宮城にベジタブルセンター新設

2016年9月20日 (火)

拠点・施設コープ東北サンネット事業連合は、宮城県多賀城市に宮城、山形、福島3県の会員生協向けベジタブルセンターを新たに建設する。10月に着工し、2017年6月竣工、17年9月の稼働開始を目指す。

28日に起工するベジタブルセンターは、1万5006平方メートルの敷地に平屋建て、建築面積6597平方メートルの建物を設け、みやぎ生協、生協共立社、コープふくしま、コープあいづ、福島県南生協向けに(1)カット野菜の製造(2)農産品の加工(3)農産品のオーダー仕分け――を行う。

供給(売上)金額ベースで年間45億円、出荷点数1800万点を想定し、仕入れた農産品の加工から個人別の箱にセットして配達拠点へ出荷する機能を担う。

新工場の稼動により、セット可能品目数や商品化する機能や範囲を拡大し、現在の120のセット枠を当初128、最大240まで拡大できるようにする。コールドチェーン商品数を拡大を図り、鮮度向上の実現、利用者・利用点数の拡大につなげる。

また、既存の野菜調達ルートを活用してサラダ用原料を仕入れ、洗浄方法の改良や加工室の低温管理で味と鮮度にこだわったカットサラダを生産する。

東北各県の産直品で、生産量を増産できる商品は、東北六県へ出荷することで地域農業の復興を目指し、東北の地元の生産物は納品便のもどり便などで合理的に新センターに集荷する。