調査・データ日本フランチャイズチェーン協会は20日、8月のコンビニエンスストア売上高を発表した。
8月は6個の台風が相次いで接近・上陸したため、北日本・東日本太平洋側で降水量が多く客数に影響を及ぼした一方、淹れたてコーヒーを含むカウンター商材などが引き続き好調に推移したことや全国的に平均気温も高かったことから、冷やし麺、飲料、アイスクリームといった夏物商材の売れ行きが好調となり、全店・既存店ともに売上高は前年を上回る結果となった。
■店舗売上高(単位:百万円)
店舗売上高(百万円) | 2016年8月 | 2015年8月 | 前年同月比 |
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全店ベース | 953,171 | 925,622 | 3.0% |
既存店ベース | 869,393 | 864,179 | 0.6% |
全店ベースは売上高9531億7100万円(前年同月比3%増)で42か月連続のプラス、平均客単価は622.3円(1.3%増)で17か月連続のプラス、来店客数は15億3168万3000人(1.6%増)で65ヶ月連続でプラスとなった。
既存店ベースでは、売上高8693億9300万円(0.6%増)が3か月連続のプラス、平均客単価605.2円(1.2%増)が17か月連続プラスだったものの、来店客数14億2788万1000人(0.6%減)は6か月連続でマイナスだった。