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サービス・商品丸紅は26日、日建リース工業向けに位置情報管理用IoTサービスを提供すると発表した。
子会社の丸紅無線通信を通じ、仮設資材や物流機器のリース、レンタル事業を展開する日建リース工業が24日に開始した回収付きパレットレンタルサービス向けに、パレットの位置情報を管理するIoTサービスを提供する。
日建リース工業は、GPSを用いて位置情報を把握し、確実に回収できる樹脂性パレットのレンタルサービスを提供することで、これまでレンタルパレットの利用に踏み切れなかった客層を中心にパレットレンタルサービスの利用拡大を図っている。
丸紅と丸紅無線通信は、日建リース工業向けにM2M・IoT分野で無線ネットワークを提供してきたが、新たにGPSユニットを供給するとともに、位置情報管理システムの開発をクラウドで行い、これらを統合するソリューションを提供する。
このサービスで、GPSユニットは長時間無充電で位置情報を捉えるほか、温度、加速度、電池残量情報も取得可能で、荷物の最新位置、移動履歴、エリア認識などと併せてクラウド上で参照できる。
将来的には、これらの取得情報を道路・天候・季節情報などと合わせて分析し、最適な運行ルート、運転方法の提示、物流段階の荷物の状態把握・分析など、付加価値の高いサービスを提供し、「荷主主導の物流管理環境」の実現を目指す。また、「TranSeeker」ブランドでカゴ車などパレット以外にも水平展開していく。
