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九州運輸局、フェリー会社と10/5合同消防訓練

2016年9月27日 (火)

国内九州運輸局は27日、フェリー火災に対する実践的な対策の構築に向け、管内で初めてフェリー事業者を対象とした合同消防訓練を開催すると発表した。

国土交通省では、2015年7月31日に北海道苫小牧沖を航行中のフェリーで発生した火災事故を受け、事業者にあらかじめ消火活動の手順を定めた「消火プラン」を作成し、実践的な消火訓練を行うため「手引書」を用意するなどの対策を3月にまとめた。

この対策では、地方運輸局に対しても手引書をベースとしてフェリー事業者に火災対策を講じさせるよう求めており、今回の合同消防訓練は、こうした国交省の方針に沿って行う。

訓練は10月5日、多くの長距離フェリーが発着する新門司港で、北九州市消防局門司消防署の協力を得て複数のフェリー会社の乗組員らを対象として、消火器や消火栓の取り扱いなど基本に立ち返った消防訓練を陸上で実施する。