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越境EC支援のtenso、荷主とフォワーダーをマッチング

2016年9月28日 (水)
越境EC支援のtenso、荷主とフォワーダーをマッチング
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ECtenso(東京都品川区)は28日、輸出企業とフォワーダーをマッチングさせる新サービス「okurun」(オクルン)を今月から開始した、と発表した。

このサービスを利用することで、輸出したい企業は複数のフォワーダーに一括見積もりを依頼し、その結果から発注先を選定する。輸出に伴う書類のやり取りや貨物追跡、スケジュール調整などをサイト内の機能で行うことができるようになることから、輸出企業、フォワーダー双方にとって作業の効率化を図ることができる。

tensoでは「海外発送のノウハウや費用に不安を感じていた事業者でも、okurunが輸出のハードルを下げる一助となるべく事業を展開していく」としており、まずは法人向けにサービスを提供し、機を見て個人向けに領域の拡大を図る。

フォワーダーにとっては、荷主の登録情報に沿った見積もりを作成・登録することで輸出したい事業者との接点が生じるため、okurunを「新規顧客を獲得するための営業ツール」として利用する使い方も提案している。

利用するには荷主、フォワーダーともに会員審査を申し込む必要がある。審査通過後、荷主はokurunに貨物情報、配送先、輸出手段、スケジュールなどの必要情報を登録し、一括見積もりを依頼。フォワーダーは荷主に登録された情報を元に見積もりを作成・提示しする。

荷主は、複数のフォワーダーから提示された見積もりの中から依頼先を選定して発注。okurun上で業務に必要な書類をやり取りし、貨物のトラッキングや業務の進捗をサイト内で管理・確認できるようになる。