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ステムセル研、臨床検体の超低温輸送・保管サービス

2016年9月29日 (木)

メディカルさい帯血バンクを運営するステムセル研究所(東京都港区)は28日、医療機関で保管している臨床検体をマイナス196度の超低温下で輸送、細胞保管センターで液体窒素を用いて検体を保管する「臨床検体超低温輸送・保管サービス」を10月1日から提供開始すると発表した。

ステムセル研究所、臨床検体の超低温輸送・保管サービス

(出所:ステムセル研究所)

このサービスでは、移動用液体窒素タンク 「ドライシッパー」で検体を保管し、日本郵便のゆうパックで輸送を行う。ドライシッパーは、生物試料をマイナス150度以下で安全に輸送するためのもので、容器は丈夫な軽量アルミニウム製を使用。液体窒素を疎水性化合物が原料の内壁に吸収させて使用するため、ドライな状態での輸送が可能となっている。試料を「非危険物」として輸送できるため、費用を抑えた輸送が可能となる。

具体的な流れは、発送元医療機関へゆうパックでドライシッパーを配送。届いたドライシッパーに凍結検体を封入し、ゆうパックで発送先医療機関に送る。発送先医療機関は受け取ったドライシッパーを開封しゆうパックでドライシッパーをステムセル研究所に返却する。

料金はドライシッパー1つあたり3万9800円(税抜)からで、ハンドキャリーによる輸送や凍結検体の一時保管にも対応が可能。

これまで骨髄細胞や末梢血などの凍結検体を輸送する際は、医師の手で直接運ぶ必要があり、一時保管が必要な際は医療機関で保管することを求められていた。このサービス提供により、医師の負担軽減や医療機関の管理コストダウン・省スペース化ができるようになった。

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