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ヤマトHC、引越し時にリサイクル家電同時回収サービス

2016年9月29日 (木)

ロジスティクスヤマトホールディングス傘下のヤマトホームコンビニエンスは28日、引っ越しや片付けと同時にリサイクル可能な廃棄家電製品を回収する「クロネコ小型家電リサイクルサービス」を10月3日から開始すると発表した。

このサービスでは、ヤマトホームコンビニエンスが引越サービスなどで利用者宅へ訪問した際に使わなくなった小型家電製品を収集、最寄りの拠点まで運搬・集約拠点での商品確認と資源化施設への引渡しまで行う。資源化は、優良産廃処理業者認定制度の認定を受けた産業廃棄物処理業者のスズトクホールディングスと大栄環境が処理する。

利用者は、引っ越しなどの際に廃棄家電を同時回収してもらえるため、ほかに回収業者を待つ必要がなくなる。また、玄関先での引き取りでなく、設置場所から箱詰め・運び出しを行うため、大きな家電製品を運び出す手間が無くなる。

対象エリアは、北海道・青森県・秋田県・岩手県・山口県と山形県・福島県・茨城県・島根県一部・島嶼部を除く全国で、小型家電リサイクル法の対象となる全ての家電製品を回収・リサイクルする。費用は運賃とリサイクル料を含め1000円から6000円となっている。

これまで、2013年4月に小型家電リサイクル法が施行されたものの、当初設定した目標には至っていないなど、回収が進んでいない現状となっていた。その原因として、小型家電リサイクル法の認知が進んでいないことや、廃棄方法が分からないこと、回収業者への不安といった課題があった。

これを受け同社は、スズトクホールディングス、大栄環境株式会社と連携し、従来提供していた「家族引越・快適生活サポートサービス」「らくらく家財宅急便eコマース・トータルサポートサービス」利用時に、あわせて対象商品を回収することが出来るサービスを開発した。