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8月の原油輸入8.3%減少、石油統計速報

2016年10月3日 (月)

調査・データ資源エネルギー庁が9月30日発表した8月の石油統計速報によると、原油輸入量は1580万kl、前年同月比8.3%減と2か月連続して前年を下回った。

輸入量はサウジアラビア(482万kl、18.6%減)、アラブ首長国連邦(403万kl、6%減)、カタール(154万kl、12.8%減)、イラン(122万kl、2.2%増)、メキシコ(116万kl、31.4%増)――の順で多かった。

同月の中東依存度は84.7%で、前年同月に比べて2.6ポイント増と10か月連続で前年を上回った。

燃料油の生産は1543万kl(2.6%減)と4か月ぶりに前年を下回った。油種別では軽油、A重油、B・C重油は増加したが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油は減少した。

燃料油の輸入は281万kl(2.5%減)と7か月連続して前年を下回った。輸出は310万kl(1.3%減)で4か月ぶりに前年を下回った。

国内販売は1428万kl(3%減)と11か月連続で減少。油種別にみると、灯油、軽油、A重油は前年を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、B・C重油は前年を下回った。在庫は1074万kl(2.6%減)で13か月連続して前年を下回った。ガソリン、灯油、軽油は増加したがフサ、ジェット燃料油、A重油、B・C重油は減少した。