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三菱地所、単独開発「ロジクロス福岡久山」が満床稼働

2016年10月3日 (月)
三菱地所、単独開発「ロジクロス福岡久山」が満床稼働
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拠点・施設三菱地所は3日、初めて単独開発した物流施設「ロジクロス福岡久山」(福岡県久山町)の稼働率が100%になったと発表した。

同施設は2014年10月の竣工後、4区画の半分に初村第一倉庫(福岡市博多区)が、1区画に興国運輸(久山町)がそれぞれ入居し、残る1区画には、熊本地震の被災者向け支援物資を保管するスペースとしてヤマト運輸がことし4月から7月末まで利用していたが、ヤマトによる一時的利用が終了。

代わって初村第一倉庫が増床を決め、稼働率が100%に達することとなった。

現地は九州自動車道福岡ICから3.3キロと近く、福岡市中心部、北九州市向け配送拠点に適しているほか、九州全域の配送をカバーできる立地。博多港まで11キロ、福岡空港まで13キロ圏内と、陸海空の輸送モードを組み合わせた運用が可能だ。

施設は3階バースまでトラックが自走可能なスロープを設け、1・3階に大型トラックが着床可能なトラックバースを設置。4区画まで分割対応可能な倉庫スペースの最低貸付面積は7700平方メートル(2330坪)となっている。

■ロジクロス福岡久山の概要
所在地:福岡県久山町久原2781
敷地面積:1万8136.9平方メートル(5486坪)
延床面積:4万2.89平方メートル(1万2100坪)
構造:柱SRC・梁S造、地上4階建て
設計監理監修:三菱地所設計
設計施工:竹中工務店
用途:マルチテナント型物流倉庫(複数テナントによる分割利用が可能)
着工:2013年12月
竣工:2014年10月