キユーソー流通3Qの営業益17.3％増、専用物流堅調で

ロジスティクスキユーソー流通システムがこのほど発表した11月期第3四半期決算は、共同物流事業の新規・領域拡大が伸長したものの既存取り引きが伸び悩み、売上高が0.7％の減収となった。一方、新規・領域拡大に伴う利益増で、営業利益は17.3％増加した。

共同物流事業は既存取引が伸びず減収となったのが響き3.5％減収。新規・領域拡大に伴う利益増に加え保管の効率化や運送コスト削減が進捗したものの、営業収益減少による利益減や荷役コスト上昇の影響を受け0.2％減益となった。

専用物流事業は、コンビニやチェーンストアなどの既存取引拡大により5％の増収。営業利益は再編や立上げにともなうコスト増加の影響を受けたものの、営業収益増加による利益増や運送コスト削減などの進捗で38.5％の増益。