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ナブテスコ、航空機向け装備品の生産工場新設

2016年10月6日 (木)

拠点・施設ナブテスコは5日、岐阜工場(岐阜県垂井町)敷地内に航空機向けアクチュエーターの生産工場を新設すると発表した。

同社は、岐阜工場で機体の飛行制御システムを中心に航空機向けの装備品を生産しており、新たに取得する2万平方メートルの土地に建屋面積7200平方メートルで建設する。2018年度中の完成を目指す。

現在開発中の「ボーイング737MAX・777X」「Mitsubishi Regional Jet」向け製品の量産対応に加え、将来見込まれる需要拡大を見据えて自動化生産ラインを設けるほか、材料から完成品までの一貫生産体制を構築し、生産性向上を図る。また、環境面にも配慮し、地中熱や太陽光発電といった設備を採用することでCO2排出量を半減させている。