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大阪港の内貿貨物取扱量8.5%増、9か月連続プラス

2016年10月11日 (火)

調査・データ大阪市は11日、6月の大阪港の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は656万トン(前年同月比2.4%増)で、このうち外貿貨物は274万トン(4.9%減)と2か月ぶりの減少、内貿貨物は382万トン(8.5%増)と9か月連続の増加となった。

入港隻数は1935隻(3.3%増)、総トン数は886万総トン(3.1%増)で、このうち外航フルコンテナ船は285隻で(1.4%減)、内航フェリー船は145隻(4%減)。

外貿貨物のうち、輸出は83万トン(3.8%減)となり、染料・塗料・合成樹脂・「その他化学工業品」(9.6%増)や完成自動車(22.5%増)は増加したものの、中国の取り扱いが減少した再利用資材(5.4%減)、中国、台湾、韓国で減少した非鉄金属(19.8%減)、ベトナム、中国で減少した鋼材(2.1%減)などにより4か月連続減となった。

輸入は191万トン(5.4%減)。製材(57.1%増)、染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(5.4%増)が増加したが、台湾で減少した鋼材(27.3%減)、中国で減少した産業機械(16.3%減)、中国で減少した衣服・身廻品・はきもの(6.2%減)などで2か月ぶりの減少だった。

外貿コンテナ貨物は、輸出が67万トン(2.6%減)と2か月連続の減少、輸入が176万トン(5.5%減)と2か月ぶりの減少となり、月間取扱量は243万トン(4.7%減)だった。コンテナ個数は、輸出が7万2000TEU(2%減)、輸入が8万5000TEU(5.1%減)で月間取扱個数は15万7000TEU(3.7%減)で4か月連続の減少となった。

内貿貨物は移出が167万トン(8.4%増)と5か月連続の増加、移入が215万トン(8.5%増)と9か月連続の増加。

内貿フェリー貨物は243万トン(5.6%増)で6か月連続の増加となり、乗降人員は5万人(10.3%増)となった。