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CCC、富士山マガジンサービスと資本・業務提携

2010年8月6日 (金)

ECカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、富士山マガジンサービスの株式を取得して持分法適用関連会社とし、同社との間で業務提携を行うと発表した。

 

富士山マガジンサービスは「定期購読エージェンシー」として、雑誌の定期購読・バックナンバーを中心とした販売、マーケティング、配送・梱包、カスタマーサービス、顧客管理までを総合的に出版社に提供し、同時に雑誌に特化したECサイト「Fujisan.co.jp」を運営、国内最大級の雑誌のオンライン書店として、8000誌を超える雑誌を取扱っている。iPhone・iPadで閲覧可能な350誌を含め、デジタル雑誌も400誌を超えている。

 

CCCが持つ会員基盤と富士山マガジンサービスが持つ定期購読の仕組みを活用することで、相互のインターネットサービスの競争力強化を目指す。提携を円滑に進めるため、CCCが富士山マガジンサービスの株式を取得し資本提携することで、提携後の「発展可能性を模索する」としている。

 

提携では、富士山マガジンサービスの取り扱う雑誌販売と、アライアンス企業を含むCCC側が運営するサイトとの連携を行い、収益拡大を目指すほか、TSUTAYA店舗経由で富士山マガジンサービスの雑誌定期購読の取り扱いを検討する。また、富士山マガジンサービスのデジタル書籍・雑誌プラットフォームと、CCCの会員基盤を生かした電子書籍・デジタル雑誌サービスの開始を検討する。

 

資本提携では、CCCが富士山マガジンサービス株式数3万3505株(所有割合26.67%)を取得する。