ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

8月の産業機械受注、外需が52.5%減少

2016年10月11日 (火)

調査・データ日本産業機械工業会は11日、8月の産業機械受注状況を発表した。8月の受注高は3107億1100万円(前年同月比31.5%減)で、内需が2122億5000万円(13.9%減)、外需が984億6100万円(52.5%減)となった。

内需のうち、製造業向けは1.1%減、非製造業向け39.4%減、官公需向け1.6%増、代理店向け6.4%増だった。

増加した機種は化学機械(9.5%増)、タンク(77.4%増)、プラスチック加工機械(24.4%増)、ポンプ(29.5%増)、送風機(1.5%増)、運搬機械(0.1%増)、金属加工機械(38.7%増)の7機種で、減少したのはボイラ・原動機(45.3%減)、鉱山機械(17.7%減)、圧縮機(1%減)、変速機(2.7%減)、「その他機械」(69.4%減)の5機種。

外需のうち、プラント案件はなかった。増加した機種は鉱山機械(89.2%増)、ポンプ(49%増)、運搬機械(99.4%増)、その他機械(2.8倍増)の4機種で、減少したのはボイラ・原動機(32.8%減)、化学機械(90%減)、タンク(77.4%減)、プラスチック加工機械(7.3%減)、圧縮機(50.8%減)、送風機(91.9%減)、変速機(13.4%減)、金属加工機械(62.8%減)の8機種。

機種別では、ボイラ・原動機が電力、外需の減少で42.5%減、鉱山機械が窯業土石、建設の減少で6.3%減、冷凍機械を含む化学機械が外需の減少で57.3%減、タンクが石油・石炭、非鉄金属の増加で8.1%増となった。

プラスチック加工機械が電気機械、自動車、その他製造業の増加で5%増、ポンプが官公需、外需の増加で33.9%増、圧縮機が外需の減少で30.2%減、送風機が外需の減少で49.7%減。

運搬機械が外需の増加で26.9%減、変速機が建設、運輸・郵便、外需の減少で4.5%減、金属加工機械が外需の減少で31.2%減となった。