ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ロボット需要急増、ファナックが既存設備転換し生産増強

2016年10月11日 (火)

荷主物流倉庫や製造拠点などでロボットを利用した作業が広がり、これらに対するニーズが急速に高まっているのを背景に、産業用ロボットの生産が拡大してきた。

ファナックは11日、月産5000台のロボット生産能力を持つ本社工場がニーズに対応しきれなくなってきているとして、筑波工場の一部をロボット製造に転用する、と発表した。

筑波工場では現在、小型切削加工機(ロボドリル)を製造しているが、製造エリアを集約することでロボット製造用のエリアを確保する。これにより、ロボドリルの生産能力は月産3000台に下がるが、ロボット生産能力は月間1000台上積みし、月産6000台となる。

今回の生産シフトに伴う投資額は8億円で、2017年4月から清算を開始する。