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ユーピーアール、物流向けIoT関連事業を強化

2016年10月12日 (水)

サービス・商品ユーピーアール(東京都千代田区)は12日、物流向けIoT関連事業を強化すると発表した。IoT向けデータ通信サービスを提供するソラコム(世田谷区)のソリューションパートナーに認定されたのを機に、自社のオープンIoTプラットフォームとソラコムのモバイルデータ通信プラットフォームを組み合わせ、顧客のニーズにより幅広く対応していく。

パレットレンタルを中核事業としている同社は、アクティブRFIDを用いて管理する「スマートパレット」、温度監視機能付き追跡システム「なんつい」、遠隔監視サービスの「なんモニ」などのほか、自社が運営するオープンIoTプラットフォーム「UPR Scalenics」を利用し、パレットに搭載されたタグ情報の効率的な管理を実現するクラウド型パレット管理システム「スマートパレット」を展開している。

UPR Scalenicsは、すでに工作機械の遠隔監視IoTサービスで採用されるなど、物流業界以外の幅広い業種に対応した汎用性とクラウドによる高い拡張性が特徴だが、ソラコムが提供するオープンAPIを利用することにより、回線開通・速度制御・デバイス管理・蓄積データのアプリケーション連携といったIoTシステムに必要な要素をプログラム制御することが可能になる。

具体的な連携サービスとして、10月19日から東京ビッグサイトで開催される「IoTジャパン2016」で、ソラコムが提供するIoTに特化したデータ通信SIMを提供するモバイル通信サービスやデータ転送支援サービス連携した「オープン・セキュアなIoTソリューション事例」を展示することにしている。