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全ト協調べ

トラック死亡事故、前年比減もわずかに目標未達ペース

2016年10月14日 (金)
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ロジスティクス全日本トラック協会(全ト協)が13日に公表した、1-6月の交通事故統計分析結果によると、期間中に営業用トラックが第1当事者となった死亡事故件数は132件で、年間264件ペースとなっていることがわかった。

全ト協では1万台あたりの死亡事故件数として「2.0」を目標に掲げているが、264件となった場合は「2.1」となり、2015年の「2.5」に比べ0.4ポイント減少したものの、目標にはわずかに届かない。

都道府県別では埼玉県が12件で最も多く、次いで千葉県が11件、北海道10件、大阪府9件と続いている。車両区分で傾向を見ると、大型が74件で6割を占め、次いで中型が49件(37.1%)、普通9件(6.8%)と続いた。

全ト協は、目標達成のために「更なる事故防止対策が急務」としている。