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リクルート、自律走行型配達ロボット開発の米社に出資

2016年10月17日 (月)
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サービス・商品リクルートホールディングスは17日、傘下の投資会社を通じ、米国で自律走行型配達ロボットを開発するサビオーク社(カリフォルニア州)に出資したと発表した。

サビオーク社は、人が行う業務のうち手間のかかる作業や単純作業などを代替する自律走行型配達ロボット「Relay」(リレー)を開発し、ホテルを中心に導入が進んでいる。

リレーはホテルの配達業務のほか、接待、オフィス、ヘルスケア、物流といった領域で生産性や売上の向上に寄与する可能性を秘めており、衝突検知、障害物回避、エレベーターの自動操作などの機能を持ち、入り組んだ複数階の建物でも配達できるという。これまでの配達実績は米国を中心に5万1000回以上で、40社超が導入している。

トイレ用品やリネン、食事などをリレーが代わって運ぶことで、ホテルスタッフが本来注力すべき顧客満足のために時間を使えるようにしたもので、リクルートは今回の出資を通じ、普及が進むとみられるこれらのサービスの拡大に同社と取り組んでいく。