離島の買い物代行をドローンで、11月から九州で実証実験

話題エンルートは19日、MIKAWAYA21（千葉市美浜区）、NTTドコモと共同で携帯電話ネットワークを利用するドローン（セルラードローン）で買い物代行サービスの実証実験を11月から行うことに合意した、と発表した。12月まで実証実験を行い、2018年度の商用化を目指す。

実験は、国家戦略特区に指定されている福岡市の協力を受け、市内の離島（能古島）でセルラードローンの長距離目視外飛行を行い、サービスの実現性、上空のドローン周辺の通信品質、地上の携帯電話ネットワークへの影響などを検証する。

具体的には能古島の高齢者や子育て世帯に対し、電話で依頼を受けた商品を自宅まで配達するサービスにセルラードローンを活用する。飛行距離は九州本土側と能古島間の2.5キロ。