ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

1-6月の大阪港内貿貨物取扱量、フェリー好調で7.3%増

2016年10月19日 (水)

調査・データ大阪市は19日、上半期(1-6月期)の大阪港の港湾統計速報を公表した。総取扱貨物量は4006万トン(前年同期比3.1%増)で、このうち外貿貨物は1658万トン(2.4%減)、内貿貨物は2348万トン(7.3%増)となった。

入港隻数は1万1311隻(1.2%増)、総トン数は5214万総トン(2.3%増)で、このうち外航フルコンテナ船は1661隻で(0.2%増)、内航フェリー船は937隻(1.4%増)。

外貿貨物のうち、輸出は471万トン(4.9%減)で、2月は前年を上回ったものの、そのほかの月が下回り減少となった。品種別では、取扱量が多い順に鋼材17.2%減、再利用資材3.3%減、染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品が4.9%増加だった。国別では、中国が10.3%減、韓国が1.6%増、台湾が1.8%増。

輸入は1187万トン(1.4%減)で3月・5月は前年を上回ったが、そのほかの月が下回り減少。品種別では衣服・身廻品・はきものが0.9%減、電気機械4.7%減、染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品3%増となった。

外貿コンテナ貨物は、輸出が390万トン(0.6%減)、輸入が1068万トン(1.8%減)となり、合わせて1458万トン(1.5%減)だった。コンテナ個数は、輸出が43万TEU(1.6%減)、輸入が52万TEU(1%減)で取扱個数は94万TEU(1.3%減)。

内貿貨物は移出が1038万トン(7.9%増)、移入が1311万トン(6.9%増)で、合わせて2348万トン(7.3%増)だった。品種別では、フェリー貨物が大半を占める完成自動車が移出10%増、移入7.2%増となった。

内貿フェリー貨物は移出727万トン(9.9%増)、移入805万トン(7.9%増)の1532万トン(8.8%増)となり、内貿貨物の65.2%を占めている。