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中部空港で貨客混載実験、訪日外国人向け手ぶら観光

2016年10月19日 (水)
貨客混載中部
空白

行政・団体中部運輸局は19日、中部国際空港で空港リムジンバスを利用した貨客混載輸送の実証実験を行うと発表した。

11月1日から2017年2月28日までの4か月間、名鉄バス、ヤマト運輸中部支社、中部国際空港の協力を得て同空港で「SAMEDAY BAGGAGE DELIVERY」の配送依頼があったスーツケースなどの手荷物を、中部国際空港発14時15分のセントレアリムジンの下部トランクに積み込み、名鉄バスセンターまで貨客混載輸送を行う。

名鉄バスセンターでヤマト運輸のセールスドライバーがこの手荷物を受け取り、名古屋駅周辺の宿泊施設などへ当日中に配送する。セントレアリムジン1便につき最大5個のトランクサイズの貨物を輸送する。

実証実験は、訪日外国人旅行者向けに空港から先の交通を拡充する狙いとともに、移動負担を軽減する手荷物配送に空港アクセスバスを使用するもので、貨客混載輸送によって新たな輸送体系の構築につなげる。11月1日からセントレアリムジンが毎日8往復から14往復へと増便されるのに合わせて実施する。