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荷主日野自動車は21日、2017年1月2日から14日までパラグアイ・ボリビア・アルゼンチンの3か国にわたって開催される「ダカールラリー2017」のトラック部門に、菅原義正氏率いるチームスガワラとともに「日野チームスガワラ」として「日野レンジャー」2台で参戦すると発表した。1991年に参戦して以来26回目の完走と、排気量10リットル未満クラス8連覇を狙う。
今回、菅原義正氏が乗る1号車は、前大会の車両をベースにエンジンとサスペンションを改良。また、菅原照仁氏が乗る2号車は、今大会用に新たな車両を製作し、1号車と同じエンジンとサスペンションの改良に加えて、7月に初参戦したシルクウェイラリーのデータを分析し、基本構造は変えずにリアボデーのフレームのパイプを太くするなど、耐久性を向上させた。
年々性能が向上するパワーラインが生み出すスピードに耐えるため、より頑丈な車体作りへとシフトし、欧州のトラック勢に挑む。
チームを支えるメカニックは、例年通り全国の日野自動車販売会社から公募選抜され、今回は福島日野自動車、石川日野自動車、岡山日野自動車、広島日野自動車からそれぞれ1人が参戦。また、昨年に引き続き日野の車両生技部からメカニック・サブリーダー1人が参戦する。
