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道路貨物運送業の1-9月労災死者数、前年下回るペース

2016年10月24日 (月)

調査・データ陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防)がこのほどまとめた1-9月の労災発生状況(暫定値)によると、陸上貨物運送事業の死亡者数は53人で前年の同じ期間より19人減少、一昨年との比較では26人減少していることがわかった。負傷者数を加えた人数は9157人と前年同期比で0.7%減少している。

陸上貨物運送事業の都道府県別死傷者数は大阪府が746人(37人減)でワースト1位、次いで埼玉県が656人(55人減)、東京637人(30人増)となり、3都府県のみが600人を超えた。

死亡災害の発生状況を調べた統計では、53人中29人(10人減)が道路上の交通事故によるもので最多、「はさまれ・巻き込まれ」が8人(4人増)、「飛来・落下」が5人(1人増)と続く。負傷者を含む統計は「墜落・転落」2636人(1.5%減)、「転倒」1360人(0.4%増)、「動作の反動・無理な動作」1288人(1.7%増)の順で多かった。