ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

全ト協、危険物荷卸し時の相互立会いを呼びかけ

2016年10月24日 (月)
(出所:全日本トラック協会)

(出所:全日本トラック協会)

ロジスティクス全日本トラック協会(全ト協)は24日、危険物荷卸し時の相互立会いを推進する全国一斉キャンペーンを11月1日から14日まで実施すると発表した。

キャンペーンでは、危険物荷卸し時の相互立会いの必要性、重要性を周知させるため、各都道府県のトラック協会タンクトラック・高圧ガス部会所属のローリー乗務員が、危険物の荷卸し先でチラシなどを配布し、相互の立会いを呼びかける。

本来、危険物の荷卸しには、混油、誤注入やオーバーフローなどの事故を防ぐため、荷卸しをする側、荷卸しを受ける側、双方の危険物取扱者が、危険物の油種、量、注入口、タンクの残量をしっかりと確認し、静電気による災害を防止する措置を取ったうえで、行う必要がある。

しかし、全国各地の危険物取扱所で荷卸し時の事故が後を絶たない状況にあり、こうした事故の発生は、荷卸しの際に「双方の危険物取扱者が立会いや事故防止のために必要な確認を行わなかったことが、大きな原因の一つ」と見られている。