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名古屋港、7月の外貿輸出貨物が8.5%減少

2016年10月26日 (水)

調査・データ名古屋港管理組合は26日、7月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2795隻(前年同月比2.5%増)で、総トン数は2012万トン(1.8%減)となった。輸出が減少したが、輸入、移出入で増加し、総取扱貨物量は1630万トンで前年並みとなった。

外貿貨物は、輸出では鋼材(9%増)が増加した一方、完成自動車(13.2%減)、自動車部品(7.1%減)が落ち込み、450万トン(8.5%減)と減少した。輸入では鉄鉱石(26.9%減)が減少したものの、LNG(液化天然ガス、22.6%増)が押し上げ、624万トン(1.9%増)と前年を上回った。全体では1074万トン(2.7%減)と減少した。

内貿貨物は移出が301万トン(8%増)、移入が255万トン(2.2%増)となり、全体では556万トンで(5.3%増)と前年を上回った。

外貿コンテナ貨物量は、393万トン(2.5%減)で前年を下回った。このうち輸出は自動車部品(7.1%減)、産業機械(6%減)が減少したため、195万トン(4.2%減)と減少した。輸入は輸送用容器(6.3%減)が減少したが、衣服・身廻品・はきもの(14.3%増)が増加したため、198万トンと前年並みだった。