アドバンスト・メディア、声でデータ入力できるソフトウェア

サービス・商品アドバンスト・メディア（東京都豊島区）は物流・製造・流通現場を中心に展開している音声認識キーボード入力システム「アミボイスキーボード」をバージョンアップし、ディープラーニングと呼ばれる学習機能を追加したと発表した。

この製品は、キーボード入力の代わりに音声認識でキーボード上の数字キー・英字キーなど全てのキー操作を声で行う事ができるソフトウェア。2010年に発売して以来、物流・製造・流通現場を中心に検品結果の入力、伝票入力、検査結果の入力業務で幅広く活用されている。

声だけで入力が完結するため、作業者の手を止めることなくハンズフリー・アイズフリーで効率的なデータ入力を行う事が可能。WordやExcelといった既存のソフトにも対応しており、音声認識キーリストの登録を行うだけですぐに利用できるほか、端末内で音声認識を行うため、インターネット回線を必要とせずに使用可能となっている。

今回、この製品の音声認識エンジンにディープラーニング技術を実装。これにより認識精度が大きく向上し、騒音下での発話が、より正しく認識できるようになった。従来と比較し、誤認識が25％改善した。販売価格は20万円（税抜）。