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資生堂、台湾で物流倉庫跡地に新工場完成

2016年10月31日 (月)
資生堂、台湾で物流倉庫跡地に新工場完成(1)
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メディカル資生堂は10月31日、台湾で物流倉庫として利用していた敷地に現地法人「台湾資生堂」の新工場が15日に完成し、稼働を開始したと発表した。

台湾資生堂は資生堂初の国際事業として1957年に設立、海外に10か所ある生産拠点のひとつとして80年に台湾中壢工場が稼働し、台湾域内向けのスキンケア、メーキャップ製品、ASEAN向けのメーキャップ製品などを生産していた。

稼働後35年経ったことで建物の老朽化が進んだほか、「全社的なマーケティング戦略と連動した生産・物流拠点の特長化・先鋭化を目指すグローバルサプライチェーン戦略の下、今後さらなる拡大が見込まれるASEAN向け製品の生産対応力強化に向け、物流倉庫として使用していた新竹敷地内に生産機能を移管した」。

新工場は化粧品の製造、品質管理で定めた国際規格(ガイドライン)である化粧品GMP(ISO22716)に準拠。屋根には面積5400平方メートルの太陽光発電パネルを設置し、年間108万キロワット時の電力を発電する。

■新竹工場の概要
所在地:新竹縣湖口郷光復北路60号(新竹糊口工業団地内)
生産品:台湾域内で発売するスキンケア、メーキャップ製品とASEAN向けメーキャップ
敷地面積:3万3714平方メートル
建築面積:8040平方メートル
延床面積:1万3893平方メートル