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センコー・中間、M&Aと新規受託堅調で増収増益

2016年10月31日 (月)

ロジスティクスセンコーが10月31日に発表した9月中間決算は、主力の物流事業がM&Aや大手ドラッグストアへの拡販効果で5%の増収となるなど堅調に推移し、増収増益となった。

物流事業は5月に「成田ファッションロジスティクスセンターII」(千葉県富里市)を開設し、成田地区のインポート向け物流サービスを強化。8月には「西関東LC」(西関東ロジスティクスセンター、神奈川県愛川町)を開設し、大手GMSの西関東エリア店舗向けの物流業務を開始した。1月から3月にかけて段階的に開始した大手ドラッグストアの関西地区物流センター業務も順調に拡大している。

海外では、8月にケンタッキー物流センター(米国ケンタッキー州)で新たに冷凍倉庫を設けるなど規模と機能を拡大し、米国中東部の事業基盤を強化。10月にはミャンマーに初進出し、3温度帯の物流センターを稼働させた。

ミャンマー事業では設備や配送車両に「日本流の冷凍・冷蔵物流技術とノウハウ」を導入し、事業拡大につなげる。このほか、韓国・釜山新港で2017年10月の稼働を目指し、2棟目となる物流センターの建設に着手した。

通期は売上高4600億円(6%増)、営業利益184億円(5.2%増)、経常利益180億円(4.8%増)、最終利益95億円(11.2%増)を見込む。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
224,5214.3%114,2344.9%
営業利益
8,8757.4%4.0%4,7196.7%
経常利益
8,74110.6%3.9%----
当期純利益
4,4713.4%2.0%----

センコー