ロジスティクス丸和運輸機関が2日発表した9月中間決算は、物流事業の主力となる食品物流の好調を受け、売上高12.2%増(前年同期比)、営業利益18.2%増、最終利益18.7%増となった。
食品物流は物流改革提案で獲得した新規物流センターの本格稼働、食品スーパーマーケットの新規業務、既存取引先の業務範囲拡大が寄与し、25.4%の増収。医薬・医療物流はドラッグストアなどの既存取引先で新店・改装への対応、訪日外国人観光客向けの免税対応店舗の拡大を背景とした物量の増加があり、2.6%の増収となった。日用雑貨などの常温物流では、既存顧客との取引拡大した結果、3.9%の増収となった。
費用面で新規物流センターの安定稼働に向けた一時費用の増加があったものの、全社的な費用削減プロジェクトの展開や日次決算マネジメントを推進し、業務効率を高めて17.6%の部門増益を確保した。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 32,613 | 12.2% | 16,362 | 11.2% | |
営業利益 | 2,120 | 18.2% | 6.5% | 1,187 | 31.0% |
経常利益 | 2,259 | 25.3% | 6.9% | -- | -- |
当期純利益 | 1,493 | 18.7% | 4.6% | -- | -- |