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ニッコンHD・岡山県貨物運送など8社決算発表11/4

2016年11月4日 (金)

財務・人事11月4日決算発表企業は次の通り。

ニッコンホールディングス倉庫・梱包堅調で運送の減益カバー
西日本鉄道の物流事業国際物流事業で、海外子会社での為替変動による…
栗林商船海運事業では、燃料油価格安に伴う燃料油価格変…
岡山県貨物運送主力の貨物運送部門は、運送需要の減少傾向が続…
安田倉庫売上高は、不動産事業で前年同期を下回ったもの…
ヤマタネの物流部門国内物流での新規配送センター業務が堅調に推移…
日本水産の物流事業大阪舞洲物流センター新設により売上高は増加し…
共栄タンカー売上高は1月に竣工したVLGC・ばら積船がフル稼働…

■西日本鉄道の物流事業
国際物流事業で、海外子会社での為替変動による円換算額の減少や売上単価の下落などにより、物流部門の売上高は15.7%減、営業利益は35.7%減と減収減益だった。なお、国際貨物取り扱い高は航空輸出で0.8%増、航空輸入2.2%増、海運輸出10.8%増、海運輸入1.1%増と堅調に推移している。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
37,507-15.7%17,978-19.4%
営業利益
836-35.7%2.2%353-52.5%
経常利益
----------
当期純利益
----------

西日本鉄道

■栗林商船
海運事業では、燃料油価格安に伴う燃料油価格変動調整金の収受額の減少により売上高は減少したが、大宗貨物が一時的な要因で前年同期を上回る輸送量となったこと、RORO船のスポット配船が収益に寄与したことで順調に推移した。

8月以降に発生した台風の影響で繁忙期に配船遅延、稼働率の低下による船枠不足や商品車両も国内販売の低迷により伸び悩んだが、新規貨物の積極的な取り込みによって輸送量が前年同期を上回ったこと、燃料油価格が安価に推移したことで売上高は203億6200万円(前年同月比2.5%減)、営業利益は7億6100万円(2倍増)となった。

なお、同日付けで業績予想の上方修正を発表している。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
21,747-2.4%10,910-3.7%
営業利益
96262.3%4.4%61314.8%
経常利益
99862.6%4.6%
当期純利益
60469.0%2.8%

栗林商船

■岡山県貨物運送
主力の貨物運送部門は、運送需要の減少傾向が続き貨物取扱量が前年同期に比べやや減少し、売上高が189億4500万円で0.3%減少した。営業利益は原油価格の下落に伴う燃油費の減少はあったものの、外注費(傭車料)の増加により7億4900万円で12.4%減少だった。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
19,712-0.9%10,025-0.5%
営業利益
825-12.6%4.2%385-27.1%
経常利益
877-11.6%4.4%----
当期純利益
549-15.5%2.8%----

岡山県貨物運送

■安田倉庫
売上高は、不動産事業で前年同期を下回ったものの物流事業が増収となり、2.4%増加。営業利益は保有資産の再開発に伴う一時的な不動産賃貸料が減少した一方、物流施設の稼働率向上などにより19.9%と大幅に増加した。

物流事業では、新規取引の開始や既存顧客の取引拡大により保管料や国際貨物取扱料などで増収となり、売上高は3.9%増の175億800万円、セグメント利益は38.5%増の13億1700万円となった。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
19,089-2.4%9,098-5.9%
営業利益
1,16119.9%6.1%5747.1%
経常利益
1,41424.5%7.4%----
当期純利益
92960.5%4.9%----
安田倉庫

■ヤマタネの物流部門

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
10,602-0.7%5,227-2.1%
営業利益
1,6451.2%15.5%8160.1%
経常利益
----------
当期純利益
----------

■日本水産の物流事業
大阪舞洲物流センター新設により売上高は増加したものの、減価償却費・開設初期費用の発生などがあり、 売上高が78億8500万円で4.4%増となり、営業利益は7億6600万円で16.3%減となった。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
7,8854.4%4,0631.7%
営業利益
766-16.3%9.7%5279.8%
経常利益
----------
当期純利益
----------

■共栄タンカー
売上高は1月に竣工したVLGC・ばら積船がフル稼働したことなどにより10.1%増。営業利益は前年度にばら積船の期限前返船を実施したことで9割増となった。 通期予想では為替相場が円高に推移したことから為替差損が発生し経常利益が減少したものの、税効果会計による税金費用の減少などにより、純利益は前回予想を上回る結果となっている。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
6,68310.1%3,3067.1%
営業利益
1,57694.6%23.6%738117.7%
経常利益
901161.3%13.5%----
当期純利益
1,019--15.2%----

共栄タンカー