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SBSフレイト、全車両に新型デジタコ導入

2016年11月4日 (金)

ロジスティクスSBSホールディングス傘下のSBSフレイトサービス(横浜市磯子区)は4日、全車両に新型デジタルタコグラフを導入したと発表した。

同社はこれまで一部事業所でデジタコを導入していたが、アナログ式の代替が目的で機種もばらばらだった。しかし近年のデジタコは、エコドライブや事故防止、事故原因の究明などへの機能が著しく進化していると判断し、2015年から機種の統一と全車両への導入に取り組み、ことし10月末に完了した。

新型デジタコは、ドライブレコーダーやGPS機能との連携により、車間距離保持や車線逸脱防止といったドライバー支援に加え、走行中の撮影動画や車両位置をどこからでも確認でき、改善基準告示に準拠した労務状況管理など運行管理を支援する機能が充実している。

また、同社はこのデジタコを活用させるだけでなく、教育面の充実も図ることで事故防止に務める。各事業所を巡回する安全運転研修会の実施、SBSグループのエコ安全ドライブ研修への参加、14年から2016年には運行管理者を対象としたグループ3社との合同管理者安全研修を12回にわたって開催する――などで安全教育の強化を図る。