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商船三井、神戸製鋼所向け鉱石専用船「神山丸」命名

2016年11月4日 (金)
商船三井
空白

荷主商船三井は4日、神戸製鋼所向けに長期輸送契約に投入される、鉱石専用船の命名式が10月27日に今治造船の広島工場(三原市)で行われたと発表した。

式典では神戸製鋼所の川崎博也代表取締役会長兼社長から「神山丸」と命名された。神山丸は、商船三井の前身の一つである山下新日本汽船の時から神戸製鋼所向け原料輸送の伝統ある船名で、同船は神山丸の名前を引き継ぐ3代目の船となる。

同船は70-250度の中低温熱源が利用可能な排熱回収システムなどの最新省エネ技術を備えているほか、電子海図やレーダー・航海情報・アラーム情報を機能的に組み合せるとともに、航海当直者の動線を考慮した最適配置による統合船橋システムを採用し、環境と安全に配慮している。

■新造船概要
全長:319.95メートル
全幅:55メートル
型深:24.3メートル
載貨重量:21万5790トン