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阪急阪神エクス、10月の航空輸出重量7.1%増加

2016年11月7日 (月)

調査・データ阪急阪神エクスプレスは4日、10月の航空輸出入取扱実績を発表した。輸出は取扱件数が1万6607件(前年同月比4.9%減)で3か月ぶりに減少、取扱重量5507トン(7.1%増)で3か月連続で前年を上回った。

米州(TC-1)向けは、米国中西部向けの自動車関連や同東部向けの化学品が堅調な荷動きを示したほか、メキシコ向けの自動車関連も好調に推移したが、米国西部向けの落ち込みが大きく、全体では重量ベースで2か月ぶりのマイナスとなる4.7%減だった。

欧州・中東(TC-2)向けは、英国向けは堅調な荷動きを示したものの、ドイツ向け、オランダ向けの自動車関連が低調に推移し、全体では重量ベースで12か月連続で前年を下回り、9.1%減少した。

このほかの地域(TC-3)向けは、中国、台湾、香港向けの自動車関連や電子部品、半導体関連が堅調に推移したほか、ASEAN向けも半導体関連、産業機械関連が好調な荷動きを示し、全体では重量ベースで7か月連続のプラスとなり15%増加した。

輸入取扱件数は1.4%増の1万4473件で、2か月ぶりにプラスに転じた。品目別では、コンピューター部品関連が好調な荷動きを示したほか、自動車部品関連やアパレル関連も堅調に推移した。